池袋の夜の主役が西口北口ならば昼の主役は東口だというのは、陽が東から昇り西に沈むのと同じくらいの常識ですが、今回はそんな東口の風俗事情を探ってみることにしましょう。
東口の風俗ゾーンは大きく分けてふたつありまして、メインは東口を出て左側、明治通り裏手の東口北エリアです。こちらは線路一本を挟んで北口と隣接している関係で、北口線路沿いにある池袋随一のラブホテル街へのアクセスも抜群という好立地。
一帯は後述のサンシャイン60通り方面に比べ、より熟練の池袋ウォーカー御用達の繁華街となっており、老舗店舗型ヘルス、ピンクサロン、ホテルヘルス受付のほか、安居酒屋からストリップ劇場、個室ビデオ店やパチンコ店などが所狭しと建ち並ぶカオスな戦場です。
明治通りを挟んだ反対側、豊島区役所の並びにもいくつかの風俗店が存在しており、特に池袋人妻東京都庁の異名を持つDKY12ビルは、数多くの人妻風俗店受付が目白押しであることで知られ、人妻好きならば足を向けて寝られない聖地となっております。
この東口北エリアに続く第二の風俗ゾーンは、池袋をライトにエンジョイする若者で賑わうサンシャイン60通り、その南側一帯になるのではないでしょうかどうですかお客さん? こちらはさすがに若者向け、万人向けのエリアだけあってカオス指数も控えめで、ホテルヘルスを中心とした10数店舗が直径50メートルほどの円内に慎ましく収まっている模様。
その数は東口北と比ぶべくもないものの、なぜか池袋を代表する人気学園系風俗店が集結している点はいとをかし。
東口北が人妻寄りであるのと好対照をなしているあたりが、エリアのカラーを反映しているかのようでいとをかしなのであります。
ちなみに、周辺は放課後にもなろうものなら都内や埼玉方面からの女子高生で大いに賑わううえに、ダメ押しとばかりにすぐ近くに都内屈指の秀才女子校として名高い豊島岡女子学園高等学校まである始末で、まさに若き乙女の坩堝と化すパラダイス。
小一時間ウロウロしようものなら目の保養に事欠くことはなく、その勢いに乗じて学園系風俗店でハッスルするのは、清く正しい風俗マニアの逃れられぬアフタースクールといえるのではないでしょうか。
さて、このように池袋東口の風俗事情は東口北の人妻風俗店、サンシャイン60通り裏の学園系風俗店の二大看板によって支えられております。その総数は70前後をキープしているといわれ、300店舗を超える西口北口に対する規模は決して大きくはありません。
それでも、東口勢は少数精鋭といわんばかりに、池袋のみならず都内でも名の通った人気店が多いのは紛れもない事実。また、西口北口は百戦錬磨のプロフェッショナル風俗嬢が多い一方で、東口で働く風俗嬢は良くも悪くも素人っぽさを色濃く残しているのも特徴であり、匠の技で堅実に抜きたいならば迷わず西口北口、何が起きるか分からないワクワクドキドキ感を楽しみたいなら東口と、その日の気分で使い分けてこそ真の池袋風俗マイスターといえるのです。